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相続手続きの事例
遺産分割協議書の作成

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兄弟間での土地の分割編

当事務所への相談前の疑問

被相続人はお母様。相続人は長男様、次男様、長女様、次女様の計4人。相続財産はお母様が少し前まで住まわれていた東京都内の宅地(土地)でした。
長男様は以前、お父様が亡くなられた際に、遺産の一部を相続していました。つまり土地の一定の部分は既に長男様の保有する土地、残りの土地をどのように分割するのかが問題でした。

それぞれの相続人の主張

長男:静岡に住んでいる上に、以前相続して一部の土地を保有しているため、残りは自分以外の兄弟に讓りたい。
次男:北海道に住んでいて、お金に困っていないこともあり、相続の意思なし。
長女:兵庫県にある長女宅で、被相続人であるお母様と最後に同居していたこともあり、相続比率の優遇を主張。
次女:横浜に在住。長女への優遇に納得していない。

手続き前の話し合い

このような兄弟間での話し合いがこれから行われる場合には、手続きを始める前に、まずは相続人間での主張を整理して、詳細が分かりやすく透明性のある財産目録を作成し、話し合いを早い段階でまとめる事が最優先事項になります。
ここで注意すべきなのが、まず専門家ではない知り合いには絶対に仲裁に入ってもらわないこと。知り合いが間に入る話し合いは長引く上にまとまりにくい傾向があります。また一度妥協点が決まっても、後から結局それが原因でモメるケースもあります。
今回のケースでは、長女様と次女様の主張がぶつかっていましたが、当事務所が土地、不動産のコンサルティングに精通していることもあり、お互いが納得していただけるような土地の分割案を提示し、お互いの分割エリアについて細かく説明しご納得いただきました。

相続手続きスタート

財産の分割について協議がまとまって初めて手続きを進めていくことが出来ます。まずはご納得頂いた内容を”遺産分割協議書”として正式な書面の形で残しました。
遺産分割協議書に基づき、各種書類の取り寄せ、名義変更、解約手続き等を進めました。
同時に、相続安心パックの内容にある通り、財産目録、相続人関係説明図等の作成を行いました。
下記は報酬及び明細

項目 租税公課等実費 報酬金額
相続安心パック 490,000円
遺産分割協議書作成 上記に含む
財産目録作成 上記に含む
銀行預金名義変更追加報酬2件 40,000円
戸籍全部事項証明 報酬に含む
住民票取得費用 900円
除籍謄本 1,500円
改製原戸籍謄本 2,250円
郵便小為替 600円
郵送費用 1,570円
銀行預金名義変更サポート サービス
不動産名義変更2件 52,000 100,000
戸籍附票 300円
土地建物評価証明 600
小計 59,720円 630,000円
消費税 31,500円
合計 721,220円
※相続財産概要 不動産 御自宅2000万円、賃貸3000万円
銀行預金 定期1000万円、普通500万円、普通500万円

遺言書を破棄

実は、今回の相続手続きには”遺言書”が存在していました。つまり被相続人が誰にどれだけの遺産が配分するかを明記した書類があったわけです。
しかし注意すべきはたとえ”遺言書”が存在していても、その内容に沿って遺産を分割し、その結果トラブルを招いてしまっては全く意味がありません。ご相談を頂いた段階で、遺言書に沿って分割を強行するよりも、それぞれの主張を優先して分割提案をするほうが的確だと判断し、相続人様全員の承諾を得て遺言書は正式に破棄しました。時には、そういった被相続人の意思とは違う判断が必要になります。

土地の活用

当事務所にご依頼いただいて最も力を発揮できるのが、土地の活用が発生する場合です。こちらのお客様のケースも、前述している通り、土地の分割方法での話し合いが行き詰っていたのですが、分割後の土地の活用を絡めた提案をすることで話がまとまりました。
土地柄や交通量など、土地の周辺状況を調査した上で駐車場の経営を提案することで、単純な土地の広さだけではなく、駐車場設置にかかる費用から、出入口の場所など、色々な優遇点が出来るので、バランスを考えながらそれぞれの相続人様に納得した提案内容を提示することができました。

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